他人には言えないことを吐き出せる
日常生活の中で溜まったストレスを解消する方法の一つとして、日記を書く人も少なくありません。日記によるストレス解消法は、人知れず溜めているモヤモヤをストレートに吐き出せるというメリットがあります。友人や家族など、親しい人に吐き出す選択をした場合、言葉使いや表現に気を付けなくてはいけません。過激な言葉や相手を貶めるような言い方をしてしまうと、聞き手に誤解を与えることもあります。その結果、友人や家族から人間性を疑われてしまう事例も多いのが実情です。日記は自分以外の人の目に触れないようにしっかりと管理をしておけば、記載する内容にこだわる必要はありません。心の中で溜めている物をストレートに書き連ねてスッキリさせることができます。
後々読み返すことで過ちを繰り返さない
ストレスのはけ口に日記を利用することは、自分自身の成長にも繋がります。人間の記憶力には個人差がありますが、どんなに優秀な人でも、その時の状況を事細かに脳に留めておくことはできません。特に人間の脳は無意識のうちに嫌な記憶を排除しようとするのでストレスの原因を覚え続けるのは困難です。日記に記載をしておけば、記憶から失われても後で読み返した時に思い出すことができます。ストレスが溜まった経緯などを順を追って記載しておくことで、同じ過ちを繰り返す心配がありません。その時は自分にとって嫌なことでも、時間が経てば良き思い出に代わっていきます。日記はストレスの発散だけでなく、自分自身の思い出作りもできるのがメリットです。